クラブユース選手権 観戦記2
FCパルピターレJrユース vs AZエスペランサ
クラブユースの2回戦が行われた。
ボール支配率(ポゼッション)は圧倒するも、1-3で敗戦。
テーマは、勝利!
誰しも、勝利に向かって 試合にのぞむ。
前半から、圧倒的にボールを支配しながら、ゴールに向かう。
前半立ち上がりに、決定機を作り出すも、決められず・・・
高い位置でサッカーをする。
目的は、ゴールを奪うこと。
いろいろと、積み重ねてきたが、シンプルに考えれば、サッカーとはチームでゴールを奪い合うスポーツ。
ゲームを支配するのも、ボールをまわすのも、高い位置でサッカーをやるのも、全ての優先順位は、ゴールを奪うためにどうするか!ということ。
そして、70分の試合の中では、流れというものがある。
流れの良い時間帯、流れが悪いときの時間帯、けが、退場・・・いろいろなアクシデントがあっても、常に平常心で自分達のサッカーを貫く事が大事であり、そして、決定機にいかに点を奪えるかが大事。
そういう意味では、流れの良い時間帯に 得点を奪えなかったことが敗因の一つにあげられる。
結果、相手チームのシュートは、1試合を通じて4本。
うち、3本が失点につながってしまった。
2本は、自分達のミスからカウンターをくらい、得点を許してしまった。
ミスはサッカーにつきものだが、試合の中で、ミスを犯してはいけない場所、ミスを犯してしまった後の対処、この点はもっともっとサッカーを勉強しなければならない。
そして、今回の敗戦で、強く感じた事は、先制点を奪われた後に、冷静になって自分達のサッカーを貫けたかということ。
サッカーが雑になり、気持ちばかりが焦り、中には明らかに試合中精神的な弱さをピッチで表してしまった選手もいた。
精神面の弱さ、この点は真摯に受け止め、鍛えなおさなければならない。
しかし、全体を通じて、非常に収穫も大きかった。
DFラインの4名は非常に頑張っていた。ほとんど、崩されることなく、また、練習の積み重ねた成果が出始め、あたり負けもなかった。
また、ボールを動かし、相手がどうすることもできない位に、よくボールが動いた。
中には、リズムよくボールをまわしながら、3人目の飛び出しがでてきて、センターリングやシュートまでつながるシーンが多く見られた。
このパルピの特徴は、トップレベルの相手と試合を行っても同じようにプレーできるようになってきた。
敗戦は非常に悔しいが、夏に向けて、新たな課題と目標が芽生え、特に3年生の頑張りとあと少しでトップレベルに手が届くサッカーに手ごたえを感じた。
確実に成長しているし、おもしろいサッカーができてきている。
反省する点は反省し、良かった点はさらに伸ばし、夏に向けてやりきっていこう!!
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