2011年9月10日 (土)

基礎と応用

J0910_2

サッカーでよく基礎技術の大切さについて話題が出る。

サッカーの基礎技術って・・?

サッカーは足で行うスポーツであり、

最終的にはチームでゴールを奪いあうスポーツなわけだから、

まずは、ボールを自由に扱えないと話にならない。

 

ボールを運ぶ技術、

ボールを止める技術、

ボールを蹴る技術、

 

精神論と体力は置いといて、

この基礎技術は、どのレベルになっても追求される。

 

基礎技術が出来て初めて応用になる。

応用って?

 

相手がいる中で、動きながらのボールコントロールを

正確に行う。ゴールを目指す中で、プレーの優先順位と

状況判断を行いながら、ボールを失わずにゴールを奪うこと。

グループで攻めること、守ること。など・・

 

話は戻るけど、基礎~応用って、幅がもの凄く大きくて

首を振る(振ることが目的ではなくて、見たものを

自分のイメージにつなげ、判断してプレーできるようになること)

パスしたら走る、

なんていうことも基礎と応用の間なのかもしれない。

 

基礎の反復、自由にボールを扱う領域とは、

はしを使う指の感覚 や

九九 を考えながら言わない感覚 に似ていると思う。

 

今日も中学生との練習で、

いつものごとく、リフティング5種目から入るわけだが、

どうもヘディングが苦手な選手が多い。

15分、30分、45分、60分・・・

時間が経っても出来ない選手がいる。

もちろん、出来た選手から次のメニューだから

徐々に気持ちもなえてくるわけだが、

実は、この基礎が出来ないと結局ゲームや応用に入ると

何も出来ない。

 

声を出そう!

これも基本なんだけど、

「頑張ろう!」「さ~行こうぜ!」などの言葉は

誰でも言える。

だけど、ゲームの中で的確な声を出す!なんていうのも

結局のところ、基本技術が身についていないと

自信がないから、また、余裕がないから

声が出ないということにつながる。

 

だから、基本は大切なんだよね。

 

話は変わるけど、僕の息子と娘が

以前、セントラルで水泳を習っていたことがある。

何十個ものレベル試験があって、

数か月に一度レベルアップのテストがあり、

合格しないと、ずっと同じ練習。

けのび、バタ足、なんてのを、ひたすらやる。

 

きっと、どのスポーツも基礎が自然と体の感覚に

しみつくまでやらなければ、応用には行かないってことだね。

 

一見、リフティングが出来なくて次の練習に行けないことって

かわいそう!に見えるけど、実は、出来ないで次のレベルに

進むことの方が僕はかわいそうだと思う。

結局、レベルが上がると、当たり前のプレーが当たり前に

出来る中に入ると、当たり前のプレーでミスをすることが

許されなくなる。

だから、試合をしても結局おもしろくなくなる。

 

みんなには、ハイレベルの中でやっていける

自信をつけて欲しいんだよね。

 

だらだらと書いたけど、

今日の中学生の練習を見ていて、

あらためて、この時期にやらにゃ~ならん!と

強く思ったね。

 

J0910_3

今日は、GK特別コーチが来てくれた。

かつと平ちゃん、足をつる位 基礎をみっちり。

 

ありがたいことです。

 

地道な努力、反復の後に 光が見えるから

頑張っていきましょう。

 

 

練習後、U13の小山コーチから電話・・

6-1でU13勝ったそうだ。

制限付きでテーマを持って取り組んだとのこと。

どんどん、苦労した方がいいよね。

 

でも、U13 おめでとう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月21日 (土)

優先順位

Fc

久々に戸倉コーチ(アドバイザー)と会った。

というより、中学生の試合をしてもらった。

 

現在は、調布FCで中学生を教えている。

 

Jクラブと違い、サッカーがうまくなりたいけど、

小学生を卒業する時点では、そこまで実力がない、

だから、強豪クラブのセレクションにうかることができず・・

でも、サッカーは大好きだし、上を目指したい!

そんな子供達を受け入れ 上を目指しているそうだ。

 

どこかのチームに似ているかな(

 

勝ちたいのはみんな同じ

でも、勝つためには必然と技術が身についていなければ

ならないし、それに、サッカーを知らなければならない。

 

ボールが蹴れる

相手に当てない

ファーストタッチを次のプレーのできる場所にとめる、など・・・

 

その中でもサッカーにおいて一番大切なものは何か?

 

サッカーはゴールを奪い、ゴールを守る

 

その目的のためにプレーの優先順位がある

最初はゴールを目指すと、全員がゴールに向かって

走りだしてしまう

ボールは、前に前に動いてしまう

 

それでゴールが奪えれば良いが

相手がいるから、そうはうまくいかない。

 

だから、工夫をする

だから、考える

だから、かけひきを相手とする

 

あらためて、プレーの優先順位の大切さを

感じさせる試合だった

全員が、一生懸命やるのだが、

一人一人がゴールを奪うためにどうするか?

ゴールを守るためにどうするか?のために動き出す選手

考える選手が見受けられない

 

繰り返し やっていくしかないのだが

ちょっと、頭が凝り固まっているように感じた

だから判断が遅れる

ボールを止めてから考え出している

 

戸倉コーチとも この当たり前の思考、プレー、連動が

僕達にとっては、当たり前の感覚がなかなか出来ないんですよね(笑)

と同じような悩みをかかえていた

 

アグレッシブに

そして、シンプル’S BEST ですよ。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月23日 (土)

夏に向かって

クラブユース選手権神奈川県予選1回戦。

雨にもかかわらず、大勢の皆さんの応援を頂きましたが

残念な結果となってしまいました。

 

試合の結果はもちろんですが、

見ている人達に、パルピのサッカーの楽しさ、躍動、感動を

与えることができなかったこと、

そして、プレーしている選手達が何より そのもどかしさに

やりきった感、達成感を感じることが出来なかったことに

危機感を覚えました。

これは、今日の戦い方、戦術に戸惑いを与えてしまった

指導者の力不足です。

 

高い位置でのサッカー、サイドを起点としてゲームを組み立てる、

高い位置からプレッシャーをかけ、コースを限定してボールを奪う。

高い位置でボールを奪うことで、攻撃にかける枚数を増やし、

後ろから飛び出す選手を起点としてゴールに向かう・・・

こんなコンセプトに対し、ラインが深くなり、DFラインに

中盤の選手達も吸収され 相手の選手の枚数より

パルピの選手達が余ってしまった。

ボールを奪うと、高い位置のFWをサイドに走らせ、起点と

しようとするのだが、逆に蹴りこむだけとなってしまい、

ミスパスと大味のサッカーになってしまった。

その時間帯に、失点。

ハーフタイムに修正したものの、なかなかリズムを作れず

最後に少しだけボールを保持する時間が増えたが

3点のビハインドを返せず、タイムアップとなった。

 

だから、選手達もやりきった感、自分達の力を出し切るまでに

至らずに何となく試合が終わったことで、悔しさを感じることも

できないような雰囲気でした。

 

3年生になると集大成として、1~2年までの「こだわり」を

自由表現することで、やっていて、見ていて楽しいサッカーをするのが

パルピターレですが、今回は まだまだ表現出来なかった。

 

この敗因と内容を謙虚に受け止めて、これから夏に向かって

立て直しをしなければならない。

トップチームを目標に頑張る、1年生、2年生、そして、小学生

パルピターレを応援して下さる保護者の皆さん、

全ての人達のためにも、そして、3年生自身が

やりきった感を感じてもらうためにも・・・・

 

精神面に甘えがあったのでは・・・

選手も自分自身も・・

技術に対し徹底して向き合っているか?

妥協していなかったか?

一つのプレーが出来なくても何となく過ごしてこなかったか?

 

パルピの真骨頂である、技術を徹底して鍛える。

何となくでは、結果として試合に表現されてこない。

ボールを運ぶ、止める、蹴る。

 

チャンスは夏。

各学年が今やるべきことを もう一度徹底してやりきり

練習、練習試合、リーグ戦、そして、私生活、

軸をぶらさずに パルピターレのサッカーを夏までに完成させ

次のステージに送り出したい。

 

チームスタイル

「個々の高い技術力をベースに多彩な攻撃力を展開し

アグレッシブに得点を奪う。また、攻撃的となる根底に

組織ディフェンスを追求し堅実な守備陣の確立と、

高い位置でのサッカーを展開することで、より攻撃的となり

やっている者、見ている者が驚くサッカーを追求する」

 

バンデリージャさん、今日はありがとうございました。

応援頂いた、保護者の皆様、応援ありがとうございます、と同時に

がっかりさせすみませんでした。

また、ベンチ外から応援してくれた1・2年生、応援ありがとう!

 

夏に向かって、やります。

最後に笑顔となるよう 今日の敗戦を謙虚に受け止め

スピードをあげます。一歩一歩かつ、がっつりと!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月16日 (日)

優先順位

Fch231152

Fch23115

AM 中学生練習!

 

ゴールを目指し、ゴールを守る。

その中で、どんなアイデアが創出できるのか?

  

よく優先順位というが、

ピッチの中で 最善の状況判断をどのように行うか?

シュートなのか、パスなのか?

パスなのか、ドリブルなのか?

前に行くのか、遅らせるのか?

守備においては、マークを優先か?ボール優先か?

瞬時に状況判断は変わる。

ただ、一つ言えることは、ゴールを目指し、ゴールを守る。

 

優先順位の練習をひたすらやってみました。

 

PM 小学生のリーグ戦。

久々に、5年生のサッカーを見た。技術は上達している。

心技体とはよくいったものだ。

あとは、心か・・ 

貪欲にゴールを目指す、ボールを追いかける、ボールを奪う、

勝ちたいという必死さ、気持ち・・・

これまた、一番大切な優先順位だと あらためて思った。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 5日 (日)

感覚

Cimg8770

Cimg8772

Jrユース交流戦。

相模原SCさんと対戦。

非常に個々の能力が高く、勉強させてもらった。

 

試合中、我々の口から よく”感覚”という言葉が飛び交う。

感覚??

 

ボールタッチの感覚、

トラップの感覚、

動き出しの感覚

パスの感覚、

ボールを奪う時の感覚、

体の使い方の感覚、

また、

こんな場所でそういうプレーするか?

そこにボールを運ぶか?

その体勢で そこには通らないだろ、

そこからシュートを打って入るのか?

ディフェンスがアプローチしている方に切り返すか?

 

言いだすときりがない。

でも、その感覚が本当に大切なんだよね。

 

レベルがあがった時、感覚が共有できないと

正直きつい。

では、感覚ってどうやって身につくの?

 

一つには練習しかない。

ボールを触る、触る、触る・・・

もう一つは、常にゴールに向かい、ゴールを守ることを

意識して練習に取り組むこと。

その攻防の中に、相手がいて、味方がいるということ。

そして、自分を知るということ。

自分の長所と短所を理解すること。

そして、長所を生かして、成功体験を増やし自信を

身につけること。通用する世界が増えると、

自然と感覚が見えてくる。

勝負にこだわることを忘れてはならない。

ボールを失って当たり前、

点をとられて当たり前・・では感覚は身に付かない。

 

この時期、本当に大切な季節。

やればやっただけ、自分に返ってくる。

人とあわせるのではなくて、とにかく、

自分と向き合うように・・・挑戦し続けよう!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月30日 (土)

動画が掲載できた!!

動画が掲載できた!

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月11日 (月)

体の向き

体の向き

10:00~14:00まで みっちり練習。

といいたいところだけど、

実は、時間が足りない。

もっともっと、追求しなければ。

 

基礎を徹底して習得すること、

そして、頭で理解すること。

 

今日は、徹底して体の向きを練習した。

 

前を向くことの大切さ。

ゴールに向かうことの大切さ。

パスの軌道。

トラップの大切さ。

パスの正確性。

 

とにかく、やることは山積み。

それだけに、吸収力も成長力も 

やる気次第で、凄いスピードで伸びるということを

自分の糧に、

目標を高く、やりきりましょう。

 

前を向く。

体の向き。

角度。

 

忘れないで欲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月22日 (日)

スピード!!

Cimg7755 Cimg7753

昨日に引き続き、U-13.

 

U-14は、雨が降りそうだとのことで、

グランド管理から連絡があり、練習試合が中止に

なってしまった。がっかり・・・

 

さて、今日はU-13 YMCA戦。

 

テーマは同じ、今はドリブル。

とにかく、スペースを見つけたら、スピードアップして

ボールを運ぶこと。

相手に囲まれても、何が出来るか?

シュートは、ペナの中。

もちろん、相手が待ち構えている中で、

さて、何ができる?

 

そして、この条件の中でも、勝ちにはこだわること。

 

今日は、なかなか積極的なプレーが見られて面白かった。

 

ボールを失った後のプレス、ボールへの執着なども

出てきたかな。

 

ドリブルには、キープする、突破する、ためをつくる、

状況によって 色んな形がある。

そして、相手と対面したときに、たくさんの引き出しがあれば

ボールを失わない。

そして、小さなスペースでも見つけて、ボールを運ぶ。

 

試合の中でも、相手を抜いた後、スペースを見つけて

ギアをトップに入れてスピードアップする選手が見られてことは

良かったんじゃないかな。

もちろん、まだまだ、一人、二人抜いて、スピードをアップしたとき

ボールが足から離れちゃうことは課題だけどね・・

 

そのためにも練習あるのみ。

練習で積重ねているから、実践で試せる。

練習で、どれだけ本気に取組めるか、

チーム内で対人プレーなどの練習で、どれだけ激しく

やりあえるか。プレッシャーの無い中で、ドリブルが

出来るのは当たり前。プレッシャーのある中で、

どれだけ、余裕を持てるか、自分の優位な体勢でプレーが

出来るか。

 

サッカーでは、スピード がとても重要!

●ドリブルのスピード

●判断のスピード

●走るスピード

●切り替えのスピード

●シュートのスピード

●パスのスピード

●ターンのスピード

スピードあるプレーができるように、日々頑張ろう!

 

試合の結果は、0-0の引き分けでした。

ボールポゼッションは圧倒的に保持できたこと、

ボールを簡単に失わなかったこと、

取られた後の切り替えが速くなったこと、

相手シュートをゼロに抑えたことは良かったと思う。

でも、得点できてない事実を反省し、積極的なプレーに

期待したい。

 

最後に、試合が終わり いつもの縄跳び。

これも積み重ね。少しの努力の積み重ねが必ず成果となる。

Cimg7757

初めは全然出来なかったのが、やれば誰でも出来る!

 

今日は保護者の多くの方に応援に来て頂きました。

寒い中、ありがとうございました。

 

**************番外編************************

Cimg7756

ちょっと獲ってみました。小さなテクニシャン君です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 7日 (土)

発展途上!

Cimg7729 Cimg7733 Cimg7731 Cimg7736

小学生交流戦!

 

今日は、フットサル場で6チームの対抗戦を行った。

 

最近、FCパルピターレの小学生達の上達が著しい。

 

「おっ!」

と思うプレー、が徐々にだが出てきた。

 

そして、子供達に上手くなりたい、楽しいという気持ちが

ビンビン伝わってくるようになった。

 

まさに、ゴールデンエイジの年代。

やれば、やっただけ吸収する。

そして、考えて、そして、挑戦する分だけ

自分の力になる。

但し、それは、全て ”自らやる”ということである。

 

やらせれている と やるでは大きな違いがある。

 

その点では、うちの選手達 だいぶ ”やる”ようになってきた。

 

あとは、アドバイスをして、ヒントを与え、見守ってあげる。

 

えてして、少し上達してくると 欲 がでてきて

要求度が強くなってしまう。

 

そこは、長い目で 将来の可能性を信じて、

一歩一歩階段をのぼることが大切である。

 

但し、ボールに食らいつく、向かっていく、ボールを奪う、

などで 勇気がない時には厳しく伝えてあげる。

 

徐々にだが、フットボーラー になってきたかな

まさに、発展途上!!

Cimg7737 Cimg7738

小学生が気になりつつも、会場を後に

中学1年生の交流試合へ・・・

 

こちらも、修行中。

 

今のテーマは ひたすら ドリブル。

 

ドリブルには、突破するドリブル、キープするドリブル、など

同じドリブルでも ボールの持ち方、体の使い方、足の運び方・・

奥が深い。

 

但し、ドリブルは、ゴールを目指すための手段であるということ。

 

目的はゴール。

 

1人で11人を抜くことは 不可能に近い。

でも、1人で1人、2人、3人と 状況を打開できれば、

それだけ、攻める時に数的に優位な状況をつくることが出来る。

 

今日の1年。

ドリブルの技を覚えること、挑戦することは良いが

目的を忘れている人が見受けられるかな。

それと、一人がドリブルをしたときに、

連動して 動き出す周りの選手の動き、声などがなく

ゴールを意識している選手が少ないかな・・

 

でも、間違いなく上達しているし、取組む姿勢もあがっている。

 

これだけドリブルに特化していると 

サッカーという競技の中では 勘違いしてしまうので

目的意識、プレーの優先順位、などを明確に

今 何の為にドリブルをしているのか、この先どうなるのか

そして、将来どんなサッカーをやっていくのかを

我々スタッフが的確に伝えていくことが大事だな!

と、感じながら帰ってきました。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月26日 (土)

必要なこと

080726_163925 真夏真っ只中

今日は浅野中学校との練習試合・・

暑いが条件は相手も同じ。

高円宮杯も暑い中の試合となるのは間違いない。

そして、誰もが勝ちあがりたいと思っている。

大切なことは、自分のベストを最初から出し切ること。変わること。

一人一人の変化が、チームを変える。

その”やる気”が前提となり、技術がしみこんでいく。

今、必要なこと・・

切り替え(攻守の切り替え、頭のきりかえ・・)

コーチングとコミュニケーション(チームが明るく前に向かうための声、指示の声・・声はプレーを楽にするとともに、チームに力をあたえる)

スピード(走るスピード、切り替えのスピード、パスのスピード・・など)

決して諦めない姿勢、気持ち

ゴールを目指し、失敗を恐れず、突き進もう!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)