基礎と応用
サッカーでよく基礎技術の大切さについて話題が出る。
サッカーの基礎技術って・・?
サッカーは足で行うスポーツであり、
最終的にはチームでゴールを奪いあうスポーツなわけだから、
まずは、ボールを自由に扱えないと話にならない。
ボールを運ぶ技術、
ボールを止める技術、
ボールを蹴る技術、
精神論と体力は置いといて、
この基礎技術は、どのレベルになっても追求される。
基礎技術が出来て初めて応用になる。
応用って?
相手がいる中で、動きながらのボールコントロールを
正確に行う。ゴールを目指す中で、プレーの優先順位と
状況判断を行いながら、ボールを失わずにゴールを奪うこと。
グループで攻めること、守ること。など・・
話は戻るけど、基礎~応用って、幅がもの凄く大きくて
首を振る(振ることが目的ではなくて、見たものを
自分のイメージにつなげ、判断してプレーできるようになること)
パスしたら走る、
なんていうことも基礎と応用の間なのかもしれない。
基礎の反復、自由にボールを扱う領域とは、
はしを使う指の感覚 や
九九 を考えながら言わない感覚 に似ていると思う。
今日も中学生との練習で、
いつものごとく、リフティング5種目から入るわけだが、
どうもヘディングが苦手な選手が多い。
15分、30分、45分、60分・・・
時間が経っても出来ない選手がいる。
もちろん、出来た選手から次のメニューだから
徐々に気持ちもなえてくるわけだが、
実は、この基礎が出来ないと結局ゲームや応用に入ると
何も出来ない。
声を出そう!
これも基本なんだけど、
「頑張ろう!」「さ~行こうぜ!」などの言葉は
誰でも言える。
だけど、ゲームの中で的確な声を出す!なんていうのも
結局のところ、基本技術が身についていないと
自信がないから、また、余裕がないから
声が出ないということにつながる。
だから、基本は大切なんだよね。
話は変わるけど、僕の息子と娘が
以前、セントラルで水泳を習っていたことがある。
何十個ものレベル試験があって、
数か月に一度レベルアップのテストがあり、
合格しないと、ずっと同じ練習。
けのび、バタ足、なんてのを、ひたすらやる。
きっと、どのスポーツも基礎が自然と体の感覚に
しみつくまでやらなければ、応用には行かないってことだね。
一見、リフティングが出来なくて次の練習に行けないことって
かわいそう!に見えるけど、実は、出来ないで次のレベルに
進むことの方が僕はかわいそうだと思う。
結局、レベルが上がると、当たり前のプレーが当たり前に
出来る中に入ると、当たり前のプレーでミスをすることが
許されなくなる。
だから、試合をしても結局おもしろくなくなる。
みんなには、ハイレベルの中でやっていける
自信をつけて欲しいんだよね。
だらだらと書いたけど、
今日の中学生の練習を見ていて、
あらためて、この時期にやらにゃ~ならん!と
強く思ったね。
今日は、GK特別コーチが来てくれた。
かつと平ちゃん、足をつる位 基礎をみっちり。
ありがたいことです。
地道な努力、反復の後に 光が見えるから
頑張っていきましょう。
練習後、U13の小山コーチから電話・・
6-1でU13勝ったそうだ。
制限付きでテーマを持って取り組んだとのこと。
どんどん、苦労した方がいいよね。
でも、U13 おめでとう!
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